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TONE CD 010 QUICK, BEFORE IT MELTS FORMAT: CD SINGLE RELEASE DATE: June 3rd, 2002 LABEL: Scopitones (U.K.) CATALOGUE No.: CD- TONE CD 010 TRACK LISTING: 1. Quick, Before It Melts *Single Edit 2. Ears [Acoustic Version] 3. As If PERSONNEL: "Quick, Before It Melts" and "As If" were written by Gedge / Cleave. "Ears [Acoustic Version]" was written by Gedge. "Quick, Before It Melts" was recorded by Steve Albini and mixed by Dare Mason, who also recorded overdubs. "Ears [Acoustic Version]" and "As If" were recorded and mixed by Dare Mason. Sleeve Design by www.egelnickandwebb.com. 3rd Album『TORINO』からの先行シングル。収録曲はタイトル曲に加え、1stアルバム『VA VA VOOM』収録曲"Ears"の新録アコースティック・ヴァージョン、新曲の"As If"の3曲。タイトル曲は前年のPeel Sessionやツアーでも披露されてきたライヴ映えするナンバーで、Davidが得意とするセクシャルな描写を交えた一夜の情事的なメイキング・ラヴ・ストーリーが綴られている。ホーンやストリングスのサウンド／アレンジもずばりハマっているが、それにしてもこの軽やかな曲調には似つかわしくない程の音数の多さ／音像の厚みに驚かされる。“やり過ぎ”一歩手前のギリギリな感触。『TORINO』の予告編として十分な期待を抱かせた1枚だが、アルバムの内容はその期待を遙かに凌駕するものであった。なお、そのアルバムでは次の曲へのブリッジとなっていたコーダのパートがこのシングルではフェード・アウトされているので“シングル・エディット”という事になる。 　カップリングその1はこれで3ヴァージョン目となる隠れた名曲"Ears"。オリジナル・テイクではThe DelgadosのEmma Pollockによって歌われたパートをSally Murrellが担当。弦アレンジも冴え渡る、これまでのベスト・テイクだろう。カップリングその2はアルバム未収録曲の#3。ライヴでのシネラマ・サウンドを彷彿とさせるヘヴィーな音像がよく似合う。こんな曲を惜しげも無くカップリングに持ってくるあたりにこの時期のCINERAMAの自信が表れていると言える。敢えて不満点を上げるならば、全体的なボトム音の貧弱さか。この曲はDare Masonによる録音＆ミックスなのだが、曲調的にはぜひともSteve Albiniに録音して欲しかったものではある。 <<--- previous release "Live In Los Angeles" next release "Torino"--->>

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