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FRY CD 072 FRY 072 FRY 072x KERRY KERRY FORMAT: CD & 7" Vinyl SINGLE (1st Single) RELEASE DATE: July 8th, 1998 LABEL: COOKING VINYL(U.K.) CATALOGUE No.: CD- FRY CD 072 7"(1)- FRY 072 7"(2)- FRY 072X TRACK LISTINGS: CD [FRY CD 072] 1. Kerry Kerry 2. Love 3. Au Pair 7"(1) [FRY 072] Side A - Kerry Kerry Side B - 7X 7"(2) [FRY 072X] Side A - Kerry Kerry Side B - Mr. Kiss Kiss Bang Bang PERSONNEL: Performed by Sally Murrell and David Lewis Gedge. Produced by Dare Mason and David Lewis Gedge. All songs written by David Lewis Gedge except "Love" written by "Gedge / Womack". Special guest singer on "Love": Emma Pollock. French Narration read by Nikki Demol. Sleeve:Cactus. Photography: Howard Sooley. CINERAMAにとって記念すべき初リリースとなったカタログ。Cooking Vinylも力が入っていたのか、カップリング／フォーマットの異なる3種のアイテムで発売されている。タイトル曲はこれまで見過ごされがちだったDavid Lewis Gedgeの、そのジェントルな歌を響かせる表現者として、またソングライターとしての魅力に誰もが気付かされる事になった、爽やかな詩情と穏和さを湛えた純正ブリティッシュ・ポップ・チューン。カップリングの4曲も文句の付けようが無い出来で、Aretha Franklinの曲をさりげなくサンプリングした"Love"(The DelgadosのEmma Pollockをフィーチャー)、シャーリー・バッシーが歌ったボンド・ムーヴィーの挿入歌からタイトルを頂いた"Mr. Kiss Kiss Bang Bang"(007のニックネームでもある)、オーセンティックなフォーク・ロック調の"7X"などなど、どれも開放的なメロディが聴かせる。「ワイド・スクリーン・ポップス」グループとしての出発点を鮮やかに記す事に成功した素晴らしき門出の1枚と呼びたい。 当時出たアメリカspinARTプレスの『Va Va Voom（以下VVV）』[SPART68]にはCDシングル盤の方のカップリング"Love"と"Au Pair"の2曲が、1年遅れで出た日本盤の『VVV』[Rock Records RCCY-1006]には7インチ盤のも含めた全てのカップリング4曲がボーナストラックで収録されている。まだ『This Is Cinerama』がリリース前だったので、当時は世界でも日本盤の『VVV』のみで"Mr. Kiss Kiss Bang Bang"と"7X"の2曲が“世界初CD化”となった貴重なものだった。一方でspinARTの『VVV』はVinyl盤でも発売され、そこにはボーナストラックの分も合わせて収録されているため、"Love"と"Au Pair"の2曲は世界でもこのspinART盤『VVV』のみで“世界初Vinyl化”(?)というこれも違った意味で貴重なもの。 現在はこれらカップリングも含めた全収録曲が2000年10月にCooking VinylよりリリースされたコンピレーションCD『This Is Cinerama』で簡単に聴くことができる。 <<--- Back to Discography next release "Va Va Voom"--->>

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