CINERAMA    - DISCOGRAPHY -
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HEALTH & EFFICIENCY
TONE CD 008

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Health and Efficiency [U.S.盤]
HEALTH & EFFICIENCY

FORMAT: CD & 7" Vinyl SINGLE
RELEASE DATE: Oct. 15th, 2001
LABEL: Scopitones (U.K.),
Manifesto (U.S.; released Nov. 13th, 2001)
CATALOGUE No.:
CD- TONE CD 008 (U.K.), MFO 42403 (U.S.)
Limited 7" blue colored Vinyl- TONE 008

TRACK LISTINGS:
CD [TONE CD 008]
1. Health and Efficiency
2. Swim
3. Diamonds are Forever

Limited 7" Vinyl [TONE 008]
Side A - Health and Efficiency (Version Francaise)
Side B - Lollobrigida (Version Francaise)

CD [Manifesto pressing MFO 42403]
1. Health and Efficiency (Radio Edit)
2. Swim
3. Diamonds are Forever
4. Health and Efficiency
5. Health and Efficiency (French Version)

PERSONNEL:
"Health and Efficiency" and "Swim" were written by Gedge / Cleave. "Lollobrigida" was written by Gedge. "Diamonds are Forever" was written by Barry / Black. "Health and Efficiency" & "Diamonds are Forever" were recorded by Steve Albini and mixed by Dare Mason, who also recorded overdubs. "Swim" was recorded and mixed by Steve Albini. Sleeve Design by www.egelnickandwebb.com.
DISCO VOLANTE』以降の新曲としては初めてシングルで発売される"Health and Efficiency"は2001年5月のPeel Sessionで披露されて以来、ファンから音源化の要望が強かった1曲でもあった。6分にも及ぶこの大曲は『DISCO VOLANTE』で推し進めたドラマティックかつエモーショナルな作風はそのままに、ノイジーなギター・サウンドと優美なストリングスとを融合させた事で、今までに無いスケールを持った楽曲として姿を現した。終盤にかけて重厚なエレクトリック・ギターとストリングス・サウンドが相まってひたすら登り詰めていくシークエンスには息を飲む。CINERAMAにとっての新たなフォーミュラの誕生を告げた名曲である。アグレッシヴなサーフロックの#2も上出来。お楽しみのカヴァーは007シリーズの主題歌である#3。Davidの趣味丸出しだが、この堂々たるカヴァーっぷりにも唸らされる。同発の限定7インチ盤は今回も収録曲はダブり無し。タイトル曲のアコースティック・アレンジに以前のセッションからの蔵出し音源である "Lollobrigida"の別テイク。双方ともフランス語で歌われている(そしてまたもや記載クレジットもフランス語、という徹底ぶり)。なお、今回CINERAMA史上初のアメリカでのシングル・リリースが決定。そこには英国盤には未収のRadio Editヴァージョンに7インチ盤のA面も収録された5曲入りの仕様となっているが、このRadio Editヴァージョンがくせ者で、1分半近いイントロが省略、エンディングのコーダがフェード・アウトされているという明らかな“EDITEDヴァージョン”なれど、イントロはギターのアルペイジオもS.E.も被っていないストリングスのみで始まっていて、エンディングのフェード・アウトされているシークエンスにもやはりS.E.が被っていないフル・レングス版とは異なる“別ミックス”なので注意されたし。
 ちなみに歌詞中に歌われる『Health & Efficiency』(通称H&E)とは1900年から続いているというナチュラリズムをテーマにした英国の月刊誌。このジャケット同様ヌード写真が毎回カヴァーを飾り、誌面でもヌーディストの記事が大きく取り扱われている。作ってる側は至って真面目な思想を持って作られている様なのだが時に揶揄の対象にされてしまうようで、確かMonty Pythonでもネタにされていたはず。この歌詞中でも「淫らなもの」というニュアンスを暗示させる存在として登場しているけれど、果たしてどういう感覚で捉えられている雑誌なのか、ぜひDavidにも訊いてみたい所。
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