THE WEDDING PRESENT
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THE THING I LIKE BEST ABOUT HIM IS HIS GIRLFRIEND

Vibrant
VIBD01

THE THING I LIKE BEST ABOUT HIM IS HIS GIRLFRIEND

FORMAT: Digital Single
RELEASE DATE: May 6th, 2008
LABEL: Vibrant (U.K.)
CATALOGUE No.: VIBD01

TRACK LISTING:
  1. The Thing I Like Best About Him Is His Girlfriend (Jet Age Remix)
  2. The Thing I Like Best About Him Is His Girlfriend (Acoustic Version)
  3. The Thing I Like Best About Him Is His Girlfriend (Gr's Man-Made Island Edition)
  4. The Thing I Like Best About Him Is His Girlfriend (Santa Monica and La Brea Version)

Tracks 1, 3 & 4 were recorded by Steve Albini. Track 2 was recorded & mixed by Ulysses Noriega. Track 1 was mixed by Eric Tischler. Track 3 was mixed by Graeme Ramsay. Track 4 was mixed by Steve Albini and taken from the forthcoming album ‘El Rey’.

【解説】
 スタジオ・アルバムとしては通算8作目となる『EL REY』からの先行シングル。TWP/CINERAMA史上初となるダウンロード限定販売のデジタル・シングルとなった。

いずれも表題曲のヴァージョン違い。1曲目のシングル・ヴァージョンは4曲目のSteve Albiniがミックスを担当したアルバム・ヴァージョンとは異なり、ワシントンD.C.を拠点とするスリー・ピース・バンドThe Jet AgeのEric Tischlerがミックスを担当。Ericはカーステレオで聞いても映える様なこの3分にも満たないドライヴィング・チューンのポップなポテンシャルを十分に引き出す仕事をしており、スティーヴ・アルビニのミックスと比べると明らかにヴォーカル・パートが前に出てきて、派手な音像になっている。ちなみにこれがアルバムより先に出来上がったものだそうで、Remixという表記には強い抵抗があるとはEricの弁。なお、彼はデイヴィッド・ゲッジやテリー・ディ・カストロ、前任のギターリスト、サイモン・クリーヴとは古い友人で、自らThe Hurricane Lampsで活動した後、2005年に解散後The Jet Ageを結成。実は2005年5月1日にはTWP北米ツアー中のワシントンDC「Black Cat」公演にサポート・バンドとして出演し、それが同バンドのお披露目の機会となった。
2曲目はタイトル曲のアクースティック・アレンジで、キーボードも入っているせいか、やはりどうしたってCINERAMAっぽい雰囲気になっている。この曲のみ、LAでの録音で、Ulysses Noriegaがエンジニアを担当。3曲目は新加入のドラマー、グラエム・ラムゼイによるリミックス・ヴァージョン。Stereolabに引き合いに出したくなる、エレクトロの要素を取り入れた奇妙なヴァージョン。また以前シングル「I'm From Further North Than You」の7インチ盤でリミックスを担当したドイツのエレクトロ・ポップ・ユニット、Kleeによるリミックス・ヴァージョンも制作されたとの事だが、収録は見送られ、残念ながらそのままお蔵入りするという事だが、Kleeの作風や前述のリミックス・ヴァージョンの仕上がりを考えると、ここでのグラエムのリミックスとさほど雰囲気が変わらなかったんじゃないかと想像する。

なお、日本でもiTunes Storeなどでほぼ同時に販売が開始され、やはりタイムラグ無しに新曲に接する事が出来るという意味では歓迎すべき販売形態だと思うが、TWPと言えば過去に『THE HIT PARADE』シリーズをやってのけたバンドである。常にシングル1つとってもカップリングまで含め、パッケージとしてそれだけで完結するような、完成度の高い世界を聞かせてくれるところがこのバンドを愛する大きな理由でもあった訳で、個人的には今回ヴァージョン違い4曲だけのこのデジタル・シングルのみを発表するという意向をバンド側から聞いた際には正直に言えば多少失望感を抱いたものだったが、実際に聞いてみて興味深い違いもいくつか発見出来たのは収穫ではあった。特に1曲目のシングル・ヴァージョンは、アルバムを通して聞いた後だと、もし仮にEricによって『EL REY』全体がミックスされていたなら、きっと全く趣の異なるポップでコマーシャルなインパクトを残すアルバムになっていたのではないかと思わせるものがある。
このディジタル・シングルのままの形態で限定EP BOX『How the West Was Won』にてCD化された。
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