THE WEDDING PRESENT
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We Should Be Together  Don't Give Up Without A Fight

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We Should Be Together / Don't Give Up Without A Fight

FORMAT: 7" vinyl single
RELEASE DATE: 21st January, 2022
LABEL: Clue Records
CATALOGUE No.: CLUE101
TRACKLISTING:
Side A - We Should Be Together (featuring Louise Wener)
Side B - Don't Give Up Without A Fight

【解説】
 1992年の月刊7インチ・シングル・シリーズ『The Hit Parade』30周年を迎える2022年1年間を通して、同趣向でやはり7インチ・ヴァイナルのフォーマットで毎月第3金曜日に新曲を発表していく『24 Songs』の第一弾。『The Hit Parade』シリーズは各15,000枚の限定プレスだったが、本シリーズは各2,400枚での限定プレス。
 "We Should Be Together"は2019年暮れから加入したギターリストJon Stewartのもう1つのバンドSleeperの未発表曲だったもの。デモをDavid Gedgeに聴かせたところ、気に入ったことから加入当時のツアーでMelanie Howardとのデュエットで初披露。その後、2020年のCOVID-19の世界的流行に伴う最初のイングランド内のロックダウンの最中、当時のバンドメンバー4人と盟友のTerry de Castroがそれぞれの自宅で録音・撮影したセミアクースティック編成によるヴァーチャル・セッション・シリーズ『Locked Down and Stripped Back』の中でも披露されたが、そのテイクでもフィーチャーされたSleeperのLouise Wenerが今回も客演し正規のスタジオ録音版として再録された。セッション・テイクよりほんの少しだけテンポアップされたが、個人的にはヴォーカルの出来が先のセッション・テイクの方がメンバー各自の自宅録音ならではのリラックスした雰囲気とポップな曲調との相乗効果もあって良かった気がするが、この辺は好みが分かれるところか。ちなみにSleeper版も2020年12月に『This Time Tomorrow(The Lost Album)』で陽の目を見たが、もはやこのTWPのデュエット版の方が本家本元版と呼びたいくらいに、完璧なポップ・ソングとしての完成形を示しているように思う。もう一方の"Don't Give Up Without A Fight"は2019年9月の欧州ツアーで演奏され始めた新曲。サッカー・チャントの様な"2-4-6-8, Who Do We Appriciate!"というコーラスが印象的なアッパー・チューンで、終盤は2012年作『Valentina』以降度々顔を見せるクラウト・ロック・アプローチで聴かせる。なお、全英ヴァイナル・シングルズ・チャートの第3位を記録する久しぶりのチャート・イン記録となった。
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