DISCOGRAPHY [THE WEDDING PRESENT (I) 1985〜1997]
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Boing!


Track Listing:

  SideA - Boing!
  SideB - Theme From Shaft
Boing! (3rd August 1992)

U.K. RCA
7"- 74321101177

Personnel:
David Lewis Gedge (vo.&g.), Paul Dorrington (g.), Keith Gregory (b.), Simon Smith (dr.)
Produced by Jimmy Miller

 「The Hit Parade」シリーズ第8弾(通算20枚目/全英シングルズ・チャート最高位19位)。再びJimmy Millerがプロデュースを担当。ジャケットのピクチャー・スリーヴに使われたクローズ・アップの数字「8」はビリヤードの玉から。B面は70年代のブラック・ムーヴィーの古典「Shaft」のテーマ曲(オリジナルはIsaac Hayes)のカバーで、力技のバンド・アレンジでクールに決めている。原曲のブラスやストリングスなど全てのパートギターに置き換えたPaul Dorringtonのプレイが光る。ちなみにクレジットには無いが、曲中のアメリカン・アクセントのナレーション・パートはプロデューサーのJimmy Millerが担当している。なおシリーズ完結後にリリースされた1993年の編集盤『HIT PARADE 2』と2003年にリリースされた2枚組リマスター盤『THE HIT PARADE』に収録されている"Boing!"はBrian Paulsonの元で再録音された再録音テイク。このオリジナル・シングル・テイクの方はプロモーション盤を除き、公式版では長年CD化されていなかったのだが、2014年10月の欧州Edselからの『THE HIT PARADE』4枚組エクスパンディッド・エディションで発売後22年目にして公式盤初CD化。しかし、出来としては明らかに再録音テイクの方に軍配があがる。またプロモーション・ヴィデオもそれぞれのテイクを使用した2種類が存在し、オリジナルのJimmy Millerテイクを使用したクリップの方は1分ほど長く、エンディングがカット・アウトしている編集違いとなっている。後のThe Hit Paradeクリップ集『Dick York's Wardrobe』にはBrian Paulson再録音テイクを使用した新たなヴァージョンが収録されている他、前述の『THE HIT PARADE』4枚組エクスパンディッド・エディションには両方のヴァージョンが収録されている。

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