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TITLE: SHEPHERD'S BUSH WELCOMES THE WEDDING PRESENT
RELEASE DATE : December 2007
LABEL / CATALOGUE No : Secret Records (U.K./Europe) - CRIDE81(1CD)
TITLE: AN EVENING WITH THE WEDDING PRESENT [LIVE DVD]
RELEASE DATE : February 2008
LABEL / CATALOGUE No: Secret Records (U.K./Europe) - DRIDE81(1DVD)
収録曲目(Tracklisting)
Corduroy
Sucker
Blue Eyes
Always The Quiet One
Apres Ski
Go Out And Get 'Em Boy
Don't Talk, Just Kiss
Loveslave
A Million Miles
Suck
I'm From Further North Than You
Come Play With Me
It's Not You, It's Me
Crushed
Falling *DVD only
2, 3, Go
Click Click
Ringway To Seatac
Brassneck
Nobody's Twisting Your Arm
Kennedy
Heather
Personnel: David Gedge - Singing & Guitar, Simon Cleave - Guitar, Terry de Castro - Bass & Backing Vocals, Simon Pearson - Drums.
Recorded Live at the Sheperd's Bush Empire, London, U.K. on 20th November, 2005. Live sound mixed by Christopher McConville.
CINERAMA時代よりデイヴィッド・ゲッジの音楽的なパートナーとして重要な役割を担って来たサイモン・クリーヴ在籍時最後のツアーからのものであり(※このライヴ作リリース後、2009年に行われた16年ぶりのジャパン・ツアーのためにスポット復帰を果たしているが本格的なものとしてはこれが最後である)、実際その過酷なツアー生活の果てに、このライヴの前に行われたフランス・レンヌでは過労のためダウンするなど、完全に体調を崩していた時期でもあった。またツアー・ドラマーはCINERAMAの2ndアルバム『DISCO VOLANTE』のメンバーでもあり、ベーシストのテリー・ディ・カストロとは元々Goya Dressでバンド・メイトだったサイモン・ピアソンが担当しているが、『TAKE FOUNTAIN』以降に頻繁に入れ替わったドラマーの中でも、酷な事を言う様だが、最も旧TWP時代のアグレッシヴなレパートリーに対応出来ていないプレイヤーで、TWPサウンドの肝と言っていいグルーヴ感を産み出していた独特なリズム・パターンはことごとく単純化され、冒頭の「Corduroy」や「Blue Eyes」などはただの8ビートになってしまっているし、初期のレパートリー「A Million Miles」に至ってはあの疾走感は完全に失われてしまった(それにしても、このテンポの遅さは致命的だ。この曲のオリジナルのテンポは曲の主人公の心臓の鼓動の速さ、そのものだから)。『TAKE FOUNTAIN』の楽曲でさえもたつく場面があるし、正直この夜を記録として残しておく意義は、おそらくそのツアー中でも最大のキャパシティーを誇るヴェニューであったという事実以外には無い気さえしてくる。 個人的には、このツアーを最後にサイモン・クリーヴが脱退した翌年、DVDにもその姿が映っているサウンド・エンジニア(この夜のPA卓の前にも座っていた)を担当していたクリス・マッコンヴィルとグラエム・ラムゼイ、つまりは後の『EL REY』でのギターリストとドラマーが参加してからのライヴがあまりにも印象的だったため、余計にここでのバンドのキレの無さが歯痒くて仕方が無いのだ。
それでもなお、このライヴ作は素晴らしい。何しろ全編に渡って何とも言えない高揚感と幸福感に満ち溢れているから。それは取りも直さず、このライヴに駆けつけたオーディエンスのTWPというバンドに対する愛情がひしひしと伝わってくるからだと思う。旧TWP時代のどんなレパートリーよりも大きな声援と共に会場全体がシンガロング状態になる、当時の最新のヒット曲"I'm From Further North Than You"がまさに象徴的だ。オーディエンスもまた、ライヴの重要な構成要素の一部であることを改めて認識させられる。シンプルなステージングを適度なカメラ割りで捉えた映像の編集も過不足無く、CD版は後述する様に収録時間の都合上カットされた箇所と曲もあり、PAL方式しか無い(NTSC版の発売予定は無いとの事だ)のが残念ではあるが、ぜひともDVDの方で体験頂きたいものである。(※後年、レーベルのYouTuneチャンネルでボーナス・フッテージを除く本編22曲が1曲ずつアップロードされている。それをDVDの収録順に並べ替えたプレイリストを作成したので、ぜひお時間のある時にでもご覧いただきたい。)