◎【訃報】BBC Radio 1のDJ、Andy Kershaw氏が逝去 [2026/4/18] BBC Radio 1で長年活躍し、多様な音楽を紹介してきた Andy Kershaw(アンディ・カーショウ)氏 が逝去されたと報じられています。享年66歳でした。
BBCマンチェスター出身で1985年7月にRadio 1での番組をスタートさせたKershaw氏は『The Old Grey Whistle Test』の司会を務めたほか、1985年の『Live Aid』ではBBCテレビ中継の共同司会を担当するなど、英国音楽文化において独自の存在感を放ってきました。ザ・ウェディング・プレゼントが 初めてBBC Radio 1でレディオ・セッションを録音したのは、彼の番組のためでした。1985年11月7日に録音されたこのセッションからの"Living and Learning"は、後に1988年のコンピレーション作品『Tommy』に収録。残りの3曲も2014年に英Edselからの同作の4枚組エクスパンディット・エディション版で日の目を見ています。 実はKershaw氏自身70年代の終わりに英リーズ大学の学生であったので、同じ頃に同大学に通っていたDavid Gedgeとは顔見知りでもありました。結局Kershaw氏の番組でのセッションはこの1回のみとなりましたが、この初めてのBBCセッションが翌年以降のJohn Peel Show(ちなみにAndy Kershaw Showも同じくジョン・ウォルターズがプロデューサーでした)でのセッションへと続く「最初の扉」を開いたのは間違いありません。 この訃報を受け、SNS上では多くのリスナーから哀悼の声が寄せられています。「音楽を本当に愛していたDJのひとりだった」「彼はとても情熱的で、何時間でも音楽について語っていられる人だった」といったコメントが寄せられ、Kershaw氏がいかに深く音楽ファンに愛されていたかがうかがえます。
商業性にとらわれず、良質な音楽を真摯に紹介し続けたKershaw氏の姿勢は、The Wedding Presentを含む英国インディ・シーンに大きな影響を与えました。心よりご冥福をお祈りいたします。
・Live at Double Door 2005-04-23
・Live at Double Door 2005-04-24 同年の再始動第1作目『Take Fountain』後の北米ツアーから2日連続のシカゴでの公演。両ステージともフルセットでの収録で、後者の4/24分ではリハーサルのサウンドチェックから収録。しかも本編では当時のツアーでは披露されることが少なかった初期名曲"Anyone Can Make a Mistake"も収められています。当時のツアー・ドラマーだったJohn Madenの走り気味のドラムに煽られるように、TWPがその肉体性を取り戻していくような感じがここでのライヴからも伝わります。
・Live at Double Door 2006-03-12
翌年3月の同じDouble Doorでのライヴ。時期的にはちょうど2枚組完全版で再発されたばかりの『 Plugged In』が収録された同年の英国ツアーと同じ内容で、初めてレギュラーのセットリスト入りを果たしたカヴァーの"Falling"も披露されています。このライヴもリハーサルのサウンドチェックから収録。
・Live at Double Door 2010-04-16
『Bizarro』21周年記念ツアーからの収録、ということで翌月5月7日の本ツアー唯一の日本公演を収めた『Bizarro : Live In Tokyo, 2010』とほぼ同じ内容。唯一の違いは『El Rey』からの名曲"I Lost the Monkey"が演奏されていること。個人的には当時日本公演でも演奏されることを渇望していたので、ようやく溜飲が下がる思いがします。このライヴもリハーサルのサウンドチェックから収録。
・Live at Double Door 2012-03-27
翌年2012年3月、スタジオ作『Valentina』発売記念兼『Seamonsters』発売21周年記念ツアーからの収録。ということで、この翌月4月16・17日の2日連続の日本公演も行われていますが、『Seamonsters』全編再現パートが含まれることから、セットリストとしてはその時の初日4/16公演とほぼ同一ということになります。それにしても『Seamonsters』パートはやはり何度聴いてもグッと来るものがあります。このライヴもリハーサルのサウンドチェックから収録。
・Live at Lincoln Hall 2017-04-21
上記から5年後の2017年4月Lincoln Hall公演ですが、前年の『Going, Going...』からの楽曲が多数演奏されているのも特徴。個人的には『Seamonsters』期の名カヴァーであるThe Jean-Paul Sartre Experienceの"Mothers"、『Valentina』の発売時に極僅な数だけ生産された特典7インチのみ収録の"Unthinking"が演奏されていることも嬉しい内容です。
・Live at Lincoln Hall 2018-03-26
そして上記ニュースでも触れた翌2018年3月Lincoln Hall公演で、個人的には今回上がっている7本の中でも一番のオススメです。初期楽曲と2005年以降の再始動後の楽曲が万遍なく配置されているもの大変充実しているセットリストだと思います。
Side 1
1. Corduroy (3:12)*
2. Sucker (1:53)*
3. Blue Eyes (2:49)
4. Always The Quiet One (3:20)*
5. Apres Ski (4:01)
6. Go Out And Get 'Em, Boy! (4:05)
Side 2
1. Don't Talk, Just Kiss (3:25)
2. Loveslave (3:11)*
3. A Million Miles (3:54)*
4. Suck(4:09)*
5. I'm From Further North Than You (3:26)
6. Come Play With Me (4:17)
LP2
Side 1
1. It's Not You, It's Me (2:46)*
2. Crushed (3:00)*
3. Falling (7:26)*
4. 2, 3, Go (3:21)*
5. Click Click (3:45)*
6. Ringway To Seatac (2:41)
Side 2
1. Brassneck (3:44)
2. Nobody's Twisting Your Arm (3:31)
3. Kennedy (4:11)
4. Heather (3:34)*