◎『At The Edge Of The Sea XVI』終了。アーカイヴ配信中 [2026/8/11] David Gedgeの現在の拠点である英ブライトンで8/7(金)・8(土)の2日間開催された恒例の音楽フェスティヴァル『At The Edge Of The Sea XVI』が盛況のうちに終了しました。生中継された2日目8/8の約7時間に及ぶアーカイヴは8月末まで配信中。配信チケットはイベンターのLoud Promotionsのサイトで日本円で1,800円で購入いただけます。 初日は例年同様ザ・ウェディング・プレゼントの単独公演で、今年はやはり『Seamonsters』発売35周年の全編再現パートが目玉となりましたが、1曲目からこれがお披露目となる新曲"Limbo"が演奏。ファン撮影の映像で紹介しますが、ここ一連のステージで演奏されてきた新曲群同様切れ味鋭い印象で、ますます新作への期待が高まります。 2日目8日はやはり毎年同様、現行のTWPメンバーたちを中心に構成されたCineramaのステージ(アーカイヴがご覧になれる方は本編の31:35から)がファンには堪らない内容でした。今回はCineramaサウンドを特徴づけていたトランペット奏者もフィーチャー。30分ほどのセットでしたが、改めてこの時代の名曲にスポットが当たった素晴らしい内容でした。以下セットリストもご参考ください。The Wedding Present名義で発表された"The Girl With The Curious Smile"(2005年の再始動後2枚目のシングル"I'm from Further North Than You"カップリング)も出色の出来でした。Spotifyでプレイリストも作成しましたので、ぜひお聴きください。
Sparkle Lipstick [b-side of the single "Careless" (2002)]
Quick, Before It Melts [single (2002) & Torino (2002)]
Au Pair [b-side of the single "Kerry Kerry" (1998)]
This Isn't What It Looks Like [b-side of the single "Careless" (2002)]
Apres Ski [Disco Volante (2000)]
The Girl With The Curious Smile [b-side of the single "I'm from Further North Than You" by The Wedding Present (2005)]
Manhattan [single (2000)]
Wow [single (2000) & Disco Volante (2000)]
オーラスのThe Wedding Present(アーカイヴの5:42:45から)は初日とは打って変わっての全時代を横断した60分ほどのセット。ギターRachael Wood、ドラムスChristopher Hardwick、ベースStuart Hastingsという近年最高のコンボによる大充実の内容でした。毎年このフェスティヴァルでは最近では滅多にステージで演奏されない曲も取り上げられることも多く、今年はデビュー・シングルのB面曲"(The Moment Before) Everything's Spoiled Again"がのっけから演奏。中盤には初期シングルB面名曲の1つでもある"I'm Not Always So Stupid"も取り上げられ、現在のツアーでの特にRachael Woodの見せ場になっている"Catwoman"など、見逃せないシーンが満載です。こちらも新曲"Folly"を除いて、セットリストに沿ったプレイリストをSpotifyで作成しましたので、ぜひお聴きください。 ちなみに来年の『At The Edge Of The Sea』のチケットもすでに販売中。2027年は8月6日・7日の開催です。
(The Moment Before) Everything's Spoiled Again [b-side of the single "Go Out and Get 'Em Boy!" (1985)]
Folly [new song (2026)]
What Have I Said Now? [Bizarro (1989)]
Montreal [Saturnalia (1996) & single (1997)]
Catwoman [Watusi (1994)]
Flying Saucer [single (1992)]
Deer Caught in the Headlights [Valentina (2012)]
Interstate 5 [single (2004) & Take Fountain (2005)]
I'm Not Always So Stupid [b-side of the single "Nobody's Twisting Your Arm" (1988)]
Silver Shorts [single (1992)]
Everyone Thinks He Looks Daft [George Best (1987)]
A Million Miles [George Best (1987)]
Brassneck [Bizarro (1989) & single (1990)]
◎16回目となる『At The Edge Of The Sea』フェスティヴァル今年も有償ストリーミング配信決定 [2026/8/1] 毎年夏恒例のイベント、David Gedge主催の音楽フェスティヴァル『At The Edge Of The Sea XVI』が今年も地元英ブライトンのConcorde 2で来週末8/7(金)・8(土)の2日間開催されます。すでにチケットは完売していますが、今年も2日目の様子は有償でのストリーミングでリアルタイムで楽しめます。配信チケットは現在イベンターのLoud Promotionsのサイトで発売中。日本円で1,800円で購入いただけます。 今年もCineramaでスタートし、8/7に初のソロ・アルバム『It's Not The End Of The World』をリリースするギターのRachael Woodのソロや、ドラマーのChris Hardwickが在籍するThe Year of The Bearなど現在のバンドメンバーたちのバンド、ゲスト・アクトでかつてのSarah Records作品でおなじみBlueboyなども出演する中、大トリをThe Wedding Presentが締めくくります。配信は英国時間の8/8(土)午後3時(日本時間では同日午後11時)からスタート。大トリのTWPは午後8時50分(日本時間では9日日曜日の午前4時50分)頃からです。フェスティヴァル終了後も8月いっぱいまでは何度でもご覧になれます。
◎【訃報】BBC Radio 1のDJ、Andy Kershaw氏が逝去 [2026/4/18] BBC Radio 1で長年活躍し、多様な音楽を紹介してきた Andy Kershaw(アンディ・カーショウ)氏 が逝去されたと報じられています。享年66歳でした。
BBCマンチェスター出身で1985年7月にRadio 1での番組をスタートさせたKershaw氏は『The Old Grey Whistle Test』の司会を務めたほか、1985年の『Live Aid』ではBBCテレビ中継の共同司会を担当するなど、英国音楽文化において独自の存在感を放ってきました。商業性にとらわれず、良質な音楽を真摯に紹介し続けたKershaw氏の姿勢は、ザ・ウェディング・プレゼントを含む英国インディ・シーンに大きな影響を与えました。 ザ・ウェディング・プレゼントが 初めてBBC Radio 1でレディオ・セッションを録音したのは、彼の番組のためでした。1985年11月7日に録音されたこのセッションからの"Living and Learning"は、後に1988年のコンピレーション作品『Tommy』に収録。残りの3曲も2014年に英Edselからの同作の4枚組エクスパンディット・エディション版で日の目を見ています。実はKershaw氏自身70年代の終わりに英リーズ大学の学生であったので、同じ頃に同大学に通っていたDavid Gedgeとは顔見知りでもありました。 結局Kershaw氏の番組でのセッションはこの1回のみとなりましたが、この初めてのBBCセッションが翌年以降のJohn Peel Show(ちなみにAndy Kershaw Showも同じくジョン・ウォルターズがプロデューサーでした)でのセッションへと続く「最初の扉」を開いたのは間違いありません。 この訃報を受け、SNS上では多くのリスナーから哀悼の声が寄せられています。「音楽を本当に愛していたDJのひとりだった」「彼はとても情熱的で、何時間でも音楽について語っていられる人だった」といったコメントが寄せられ、Kershaw氏がいかに深く音楽ファンに愛されていたかがうかがえます。
心よりご冥福をお祈りいたします。
・Cinerama Live at Abbey Pub 2003-06-21 いよいよ後の『Take Fountain』に収められる当時の新曲が演奏され始めた2003年6月、Cineramaとしては最後の北米ツアーからの収録。このツアーからは最終日のニューヨーク公演がiTunesストア限定配信となった『Live In New York』が残されていますが、セットリストとしてはその時とほぼ同一。しかしながら、そのアルバムではイントロがカットされていたオープニングの"The One That Got Away"が完全な形で収められていること、そしてTWP時代のレパートリーからニューヨーク公演では演奏されていない"Kennedy"が演奏されているので、こちらのシカゴ公演の方がより聞き所が多いと思います。まさに『Take Fountain』前夜と呼びたい充実の内容です。
・The Wedding Present Live at Double Door 2012-03-27
翌年2012年3月、スタジオ作『Valentina』発売記念兼『Seamonsters』発売21周年記念ツアーからの収録。ということで、この翌月4月16・17日の2日連続の日本公演も行われていますが、『Seamonsters』全編再現パートが含まれることから、セットリストとしてはその時の初日4/16公演とほぼ同一ということになります。それにしても『Seamonsters』パートはやはり何度聴いてもグッと来るものがあります。このライヴもリハーサルのサウンドチェックから収録。
Side 1
1. Corduroy (3:12)*
2. Sucker (1:53)*
3. Blue Eyes (2:49)
4. Always The Quiet One (3:20)*
5. Apres Ski (4:01)
6. Go Out And Get 'Em, Boy! (4:05)
Side 2
1. Don't Talk, Just Kiss (3:25)
2. Loveslave (3:11)*
3. A Million Miles (3:54)*
4. Suck(4:09)*
5. I'm From Further North Than You (3:26)
6. Come Play With Me (4:17)
LP2
Side 1
1. It's Not You, It's Me (2:46)*
2. Crushed (3:00)*
3. Falling (7:26)*
4. 2, 3, Go (3:21)*
5. Click Click (3:45)*
6. Ringway To Seatac (2:41)
Side 2
1. Brassneck (3:44)
2. Nobody's Twisting Your Arm (3:31)
3. Kennedy (4:11)
4. Heather (3:34)*