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Take Fountain [2005]
El Rey [2008]
Search for Paradise [2006]
How The West Was Won [2008]
The Complete Peel Sessions...(DISC 3)[2007]
Shepherd's Bush Welcomes...[2007]
Interstate 5 [2004]
I'm From Further North Than You [2005]
Ringway to Seatac [2005]
The Thing... [2008]
An Evening With...[2008]
Live at KEXP II [2006]
Do It Again : a tribute to Pet Sounds [2006]
Just Like Heaven - a tribute to The Cure[2008]
Anything for Progress -From Our Hopeful Hands-[2011]
Please, Please Please : a tribute to The Smiths [2011]
England (The Time Has Come) / Xtra Time featuring the Broken Metatarsals [2006]
A Casa Verde / Terry de Castro [2009]


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I'm From Further North Than You
CD Single
TONE CD 019

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I'm From Further North Than You
7" Vinyl
TONE 019
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I'm From Further North Than You
DVD Single
TONE DVD 019
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I'M FROM FURTHER NORTH THAN YOU

FORMAT: CD SINGLE / 7" Vinyl / DVD Single
RELEASE DATE : 31st January,2005
LABEL: Scopitones (U.K.)
CATALOGUE No.:
CD- TONE CD 019
7" Vinyl- TONE 019
DVD- TONE DVD 019

TRACK LISTING:
 CD Single[TONE CD 019]
 1. I'm From Further North Than You
 2. Rekindling
 3. The Girl With The Curious Smile

 7" Vinyl Single[TONE 019]
 Side A - I'm From Further North Than You [Klee Remix]
 Side B - Nickels And Dimes

 DVD Single[TONE DVD 019] *PAL/Multiregion
 1. I'm From Further North Than You [promotional video]
 2. Interstate 5 [promotional video]
 3. Perfect Blue [3 minute film w/ live footage]


All the songs were written by David Gedge and Simon Cleave. Produced, recorded and mixed by Steve Fisk. Orchestral Arrangements by David Gedge.
【解説】
アルバム『Take Fountain』に2週間先駆けてリリースされたシングル。通常のCDシングルに7" Vinyl、CINERAMA時代を通じても初となるDVDシングルの計3フォーマットで発売された。タイトル曲は2003年6月に放送されたJohn Peel ShowでのCINERAMAとしてのレディオ・セッションやライヴで既にお馴染みとなっていた名曲"Edinburgh"の改題。ギターリスト/ソングライティング・パートナーのサイモン・クリーヴがリハーサル時やライヴのサウンド・チェック時に弾いていたギター・リフを元にデイヴィッド・ゲッジがアイデアを膨らませて出来上がったという名品。
注目したいのは7インチ・ヴァイナル盤で、A面は以前その代表曲"Erinner Dich"をカヴァーしたドイツのエレクトロ・ポップ・ユニットKleeによるリミックス。カップリングにはCINERAMAの2004年1月のJohn Peel Sessionで披露された"Why Are Nickels Bigger Than Dimes?"が短く改題されて"Nickels And Dimes"として収録。なぜアルバムに収録されないのか不思議なくらいの名曲だったので、これは嬉しい。3種類のフォーマットでリリースされた事も功を奏したのか、全英シングルズチャート34位初登場という好成績を収め、1997年1月の"Montreal"以来約8年ぶり、通算18回目となる全英TOP 40ヒットになった。DVDシングルはマルチリージョン/PAL方式。

7インチ・ヴァイナル盤収録分も含めた5曲、並びにDVDシングルに収められた3曲、全て2006年5月に発売されたCDとDVDの2枚組コンピレーション『Search For Paradise : Singles 2004-05』に収録され、DVDのフォーマットがNTSCカラー方式/マルチリージョンの米Manifesto版を購入すればこれらのPVは日本製の一般的なNTSC/リージョン2対応のDVDプレイヤーでようやく観られるようになった。

【曲目解説】
CD Single [TONE CD 019]
1. I'm From Further North Than You
後期CINERAMAのライヴでは欠かせなかった名曲"Edinburgh"の改題。今後、新たなWeddoesクラシックになり得る1曲ではないだろうか。"Edinburgh"はCINERAMA時に行われたシアトルのラジオ局KEXPでのレディオ・セッション・テイクがWEB上で聴けるので機会があればぜひ御一聴を。
2. Rekindling
3. The Girl With The Curious Smile
今回も初登場となる2曲のアルバム未収録曲がカップリング。ストレートなギター・ロック・トラック#2はタイトルから思わず“焼け木杭に火がつく”なんて慣用句を思い出すストーリー。「iBookを持った彼女は別に仕事をしている訳じゃない、君を誘ってるのさ」「みんな意味深な笑みを浮かべる彼女の秘密を知りたがってるよ」なんていういかにもデイヴィッド節の描写が印象的な#3はストリングス・アレンジも隠微な“彼女”をイメージさせる。

7" Vinyl Single [TONE 019]
Side A- I'm From Further North Than You [Klee Remix]
前述のドイツのエレクトロ・ポップ・ユニットKleeによるリミックス。原曲の構成は変えず、ドラムとベースのリズム隊の音をプログラミングされた音に差し替えて、途中にKleeのヴォーカルSuzie Kerstgensのユニゾン・コーラスを被せたもので、Kleeのアルバムを聴いている人ならばこの仕上がりにニンマリできる事請け合いだが、正直なところRemixとしてあまり良い出来とは思えない。
Side B- Nickels And Dimes
今回個人的に最も期待していた1曲。Peel Sessionのオンエアで聴いた時からいつ発表されるのか楽しみにしていたギター・ロック・トラックで、まさにそのPeel SessionがCINERAMAからTWPへの改名を決意させる自信になった訳だが、ちょっとユーモラスな響きのあるタイトル(でもストーリー自体は別れた彼女と再会してまた寄りを戻したいと思った男のもどかしさが表れた典型的なデイヴィッド節)が通称“シアトル・アルバム”『Take Fountain』のムードに合わなかったとか、そういう理由でアルバムからは外されたのだろうなと思う。先のPeel Sessionでのヴァージョンも印象深かったので、ぜひライヴのレパートリーに加えて欲しいものだ。

DVD Single [TONE DVD 019]
1. I'm From Further North Than You [promotional video]
CINERAMAのDVD『Get Up and Go』を監督したTim Middlewickによるプロモ。そのDVDの出来があまり褒められたものではなかったので期待はしてなかったのだが、カートゥン風の映像処理がユニークな完成度の高いプロモーション・ヴィデオになっている。ところでこのプロモ中にマンガの吹き出しの様に56のフレーズが登場するのだが、全てCINERAMAで発表してきた曲の歌詞からの抜粋。CINERAMAとして発表してきた曲へのオマージュなのだろうか。なお、撮影場所は元タイトルの英Edinburgh。
2. Interstate 5 [promotional video]
新生TWP最初のシングルだった"Interstate 5"のPVで、これも監督はTim Middlewick。どんよりとした曇り空の下、道の真ん中で佇むデイヴィッド・ゲッジ、そこに白いキャミソール姿の女性が街の喧噪を抜け、大波が叩きつける防波堤沿いを抜け、激しい雨に打たれながらもひたすら彼の元へ走ってくる、というちょっとミステリアスなドラマ仕立てになっている。思えば、旧TWPの時にこういうデイヴィッド1人だけが中心に映されていて、シリアスな表情で演技をしているようなPVは無かったので結構新鮮である。なお、この2曲はアメリカ盤であるManifestoプレスの『Take Fountain』にエンハンスド・ヴィデオで収められている。
3. Perfect Blue [3 minute film w/ live footage]
ラストは『Take Fountain』のエンディングを締めくくっている名曲"Perfect Blue"のセミ・アクースティック・ライヴ。2004年9月にオランダ・アムステルダムで行われたDavidとSimon Cleaveの2人が行ったアクースティック・ライヴの模様を中心に、David自身がデジカメで収めたらしいアムスでの様々な映像がミックスされている。
なお、このDVDシングル収録の映像は全てこちらのサイトでRealOnePlayer形式のストリーミング動画が見られる。
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