DISCOGRAPHY [THE WEDDING PRESENT (I) 1985〜1997]
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Brassneck


Track Listing:

  #1: Brassneck
  #2: Don't Talk Just Kiss
  #3: Gone*
  #4: Box Elder*

  (*12",CD single&MC only)
Brassneck (5th February, 1990)

U.K. RCA
7"- PB43403
12"- PT43404
CD Single- PD43404
MC1- PK43403
MC2- PK43404

Personnel:
David Lewis Gedge (vo.&g.), Peter Solowka (g.), Keith Gregory (b.), Simon Smith (dr.)
Recorded by Steve Albini

 通算9枚目のシングル(全英シングルズ・チャート最高位24位)で、2nd Album『BIZARRO』のオープニングを飾っていた、今や不朽の名曲。このシングルのために米インディーズ界が誇る大物エンジニアSteve Albini(元Big Black/Rapeman、現Shellac)を迎えてロンドンで再レコーディングされた。アルバム・テイクとアレンジはさほど変わっていないが、重量感と込められた熱量はこちらが圧倒的に勝っていると思う。ちなみにタイトルの「brassneck」とは単語ではなく、正式には「brass neck」の成句の形で用いる。ストーリーのニュアンスに沿った訳し方をすれば「この恥知らずな女が!」と忌々しく言い放っているような感じになる(私の訳詞もご参考ください)。『ビザーロ』の最初の日本盤ブックレットでは英俗語解釈である「鉄面皮」としているが、これはちょっと堅苦しい。いずれにせよポップソングではあまり一般的ではないこの言葉を用いた点にも、デイヴィッド・ゲッジのリリシストとしての個性が表れているように思う。#4はPavementのカバー・ソングで、歌詞中の四文字言葉を「自分の主義ではない」として、別の言葉に言い換えて歌っている。
 収録曲はすべて米Manifestoからの2枚組編集盤『SINGLES 1989-1991』か2001年7月に英Camden Deluxeから再発されたリマスター盤CD『BIZARRO』で聴く事が出来る。
 なお、7インチ・アナログ盤の初回3,000枚はメンバー自身が手描きした特製のピクチャー・スリーブで、その為1枚1枚デザインが異なる。例えば、シリアルNo.501番は某老舗メーカーにあやかったのか、ジーンズのポケットを模したデザインだった。

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