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  • 2010年のTHE WEDDING PRESENT《リリース編》 [2010/12/26]
     ほぼ1年間をツアーに費やした2010年は新作のリリースこそありませんでしたが、『Bizarro』発売21周年記念ツアーに併せた過去のライヴ・カセット・シリーズのCD化や、公演後わずか4か月でリリースされた東京公演のダウンロード・アルバムなど、いくつか忘れられない作品もありました。今回は2010年の関連リリースを全て紹介したいと思います。

    ◎1/1 Live in New York / Cinerama [2010/1/3付NEWSで紹介]
     シネラマ活動末期、つまりはそのまま2004年再始動時の『Take Fountain』期のメンバーとなるラインナップによる2003年の未発表ライヴ音源が新年1/1から販売を開始。DVDリリースを目的とした収録音源を、その『Take Fountain』のプロデューサーであったSteve Fiskがミックスしていますが、演奏そのものの充実ぶりもあり、聴き応え十分な1作。現時点ではAmazon.co.jpのMP3ダウンロード販売iTunes Storeなどダウンロード限定販売となっていますが、映像版は今後発売される予定のシネラマ名義のシングル・コンピレーション第3弾(当然、このライヴでも演奏されている名曲"Don't Touch That Dial"のシングル・ヴァージョンや未CD化の重要なレパートリー"It's Not You, It's Me"が収録されます)のボーナスDVDとして発表される計画があります。

    ◎1/18 Live in Leeds [2010/1/18付NEWSで紹介]
     同じ月には2006年6月、デイヴィッド・ゲッジの故郷でありTWP結成の地でもある英リーズで収録された未発表ライヴ作品が、こちらもAmazon.co.jpのMP3ダウンロード販売iTunes Storeなどダウンロード限定販売作品として発表。2008年作『El Rey』期のラインナップによるステージで、実はこちらもDVDリリースを目的とした収録音源を元にミックスしたもの。ミックスを手がけたのは当時新加入のギターリストであり、加入前はライヴ時のサウンド・エンジニアでもあったChris McConville。タイトで小気味良いバンド・アンサンブルが楽しめる1作ですが、当時のセットリストに入っていた「Take Me!」はギターのみの伴奏で始まる5分強の、『Bizarro』21周年記念ツアーでの圧倒的な実演を体験した今となってはちょっと寂しい出来。それでも、いよいよこの曲の封印が解かれたという事で、当時は大いに盛り上がったものでした。

    ◎1/25 Gerge Best (180g virgin vinyl 2LP reissue) [2009/12/26付NEWSで紹介]
    George Best vinyl reissue (2010)
     ザ・ウェディング・プレゼント1987年10月発表のデビュー・アルバム『George Best』の180g重量ヴァイナル版での再発で、発売元はイタリアを拠点とする再発ものレーベルVinyl Lovers。ただマスター自体は1997年の英Cooking Vinyl時代の10周年記念再発時のリマスター音源を元にしており、Cooking Vinylのレーベルロゴ/クレジットもしっかり入っています。音質的にさほど変わった印象はありませんし、やはり1987年のオリジナル・アナログ盤の魅力に勝るものではありませんが、オリジナルLPに準じた収録内容にしたのは好感が持てました。ちなみにこの再発盤では「My Favorite Dress」の作曲者クレジットが「Allison/Gedge」となっており、なぜかプロデューサーのChris Allisonとの共作になっているのですが、オリジナル・シングル、LPはもちろん、過去の再発盤でも無かった記載なので、何とも不可解です。
     なお、インターネット上のショップではHMV.co.jpなどいくつかのショップで取扱中ですが、正直価格はやや高め(ディスク・ユニオンなど新品のヴァイナル版を取り扱っている店舗での価格帯は2,600円前後でした)。いずれにしても収集目的以上の価値は無いと思います。

    ◎3/29 Live 1988 [2010/2/28付NEWSで紹介]
     4月1日からは『Bizarro』21周年記念ツアーが北米からキックオフ。そのタイミングでオフィシャル・ライヴ・カセットのCD化シリーズ第2弾となる2枚組CD『Live 1988』がScopitonesからリリースされました。1988年のTWPと言えば、ドラマーに黄金期のTWPを支えたSimon Smithが加入。あの尋常ではない速さに精度が加わった、鉄壁のリズム隊に支えられた未曾有のバンド・スタイルがいよいよ完成に向かう時代でもあります。同シリーズの中でも特に評価の高い1988年11月スペイン・ヴァレンシア公演を収録した第4巻の音源が聴けるDISC 2は、当時は未発表の新曲だった"Kennedy"、"No"、"Take Me!"、初期エレクトリック・アレンジの"Be Honest"が演奏されており、全TWPファンが一度は聴いておくべき熱演です。ダウンロード版はAmazon.co.jpのMP3ダウンロードiTunes Store、CD盤はAmazon.co.jpHMV.co.jpで販売中です。

    ◎9/22 Bizarro : Live In Tokyo, 2010 [2010/9/9付NEWSで紹介]
    Bizarro : Live In Tokyo, 2010 (2010)
     5月7日には『Bizarro』21周年記念ツアー唯一の来日公演となる渋谷「O-West」公演が行われ、多くのオーディエンスにとって忘れる事のできない圧巻のライヴを魅せてくれましたが、その夜からわずか4か月で、後半部の『Bizarro』再現パートのみ、しかもiTunes Storeダウンロード限定という変則的な形とは言え、日本のレーベル主導でリリースされた事は快挙という他ありませんでした。録音、演奏共に本当に素晴らしい作品ですが、ライヴ後半のみを収録した作品にも関わらず、今年前半にリリースされた全長版のライヴ作品と同販売価格だということ、折角のJohn PeelのMCの曲紹介部分のミス(これは当日のサウンド・エンジニアの明らかな不手際ですが)が編集されずに残されたこと、一方で曲間のMCがばっさりと落とされているなど、特に海外のファンからはいろいろ不満の声も聞かれるのもまた事実。いつの日かきちんと前半部分も収録した「完全版」のリリースを望みたいものです。

    ◎10/18 Live 1989 [2010/9/19付NEWSで紹介]
     オフィシャル・ライヴ・カセットのCD化シリーズ第3弾となる2枚組CD。言うまでもなく『Bizarro』発売年のライヴ音源である訳ですが、Disc 1は1989年4月、企画アルバム『Ukrainski Vistupi V Johna Peela』発売記念で行われたウクレイニアン・フォーク・セットだけで構成された特別なライヴからの記録で、メイン・ヴォーカルをLen Ligginsら後のThe Ukrainiansのメインメンバーに譲り、デイヴィッド・ゲッジはサイド・ギターに徹しています。その内容から言っても当然現在のThe Ukrainiansに直結するもので、それこそパブでギネスを呑みながら愉しみたい感じのちょっとルーズな雰囲気もするライヴ。これはこれで面白い内容ですが、やはり『Bizarro』発売2か月後のドイツでのライヴを収録したDisc 2こそが本作品の最大の聞き所ではあります。ダウンロード版はAmazon.co.jpのMP3ダウンロードiTunes Storeで、CD版は Amazon.co.jpAmazon.co.ukで発売中ですが、なぜか Amazon.co.jpではずっと在庫切れ状態が続いています。

     最後に、リリースではありませんが、ぜひ2011年の新作のレコーディングの際にスタジオで録音して欲しい1曲。

    ◎4/16 19th Nervous Breakdown (studio live on The A.V. Club's Undercover) [2010/6/1付NEWSで紹介]

     1966年のThe Rolling Stonesの大ヒット「19th Nervous Breakdown」(邦題"19回目の神経衰弱")のカヴァー。“25のアーティストによる25のカヴァー・ヴァージョン”というコンセプトを掲げた「Undercover」というプログラムの一環としてシカゴのオンライン・マガジンThe A.V.ClubのWEBサイト上で公開されたものです。いかにもWeddoes流の勢いのあるカヴァーっぷりに痺れます。エンディングにかけての盛り上がりは必聴。シングルのカップリング、または『El Rey』リリース時の「Back for Good」の様なダウンロード版のみのボーナストラックでもいいので、ぜひ発表して欲しいものです。


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First published on the internet in February 1998