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  • CINERAMA『THE COMPLETE PEEL SESSIONS』3枚組ボックス発売中!
    [2007/5/25 - 5/27 - 7/30 - 8/8 - 8/18 - 8/20更新]
    先日のニュースでお知らせしたシネラマ版の3枚組ピール・セッション・ボックスの詳細をご紹介します。発売元はこの3月にザ・ウェディング・プレゼントの6枚組ピール・セッション・ボックスも発売した英Sanctuary。タイトルは『THE COMPLETE PEEL SESSIONS』でカタログNo.はCMXBX1526になります。曲目は以下の通りですが、初登場となるのはDISC3の2002年以降の音源のみで、DISC 1と2はマスタリングは異なるものの、内容的には以前自主レーベルScopitonesから発売されていた『John Peel Sessions』(2001年4月リリース)と『John Peel Sessions : Season 2』(2003年4月リリース)をそのまま収録したものになります。その為、既にこの2枚を所有しているファンの方のためにDISC 3のみの別売となる『JOHN PEEL SESSIONS : Season 3』(カタログNo.はCMQCD1527)も同時発売されます。後のTWP名義で発表される楽曲のCINERAMAヴァージョンが聞けるDISC 3はTWP史上でも重要な記録だと思いますので、ぜひ別売のこの『Season 3』だけでもお聞き頂きたいものです。
    発売日ですが、当初アナウンスされていた7/30から2週間延びて8/13に 3週間延びて8/20に変更になりました。オンライン・ショップではボックス・セット版の方はAMAZON.CO.JPHMV.CO.JPAMAZON.CO.UKPLAY(U.K.)
    『Season 3』の方もAMAZON.CO.JPHMV.CO.JPAMAZON.CO.UKPLAY(U.K.)などで販売中です。なお、実際に販売されている商品のジャケット写真と上記オンライン・ショップへのリンク先で表示されているジャケット写真が異なりますので、下記に掲載しておきます。左がボックスセット版、右が『Season 3』のみの別売版になりますが、ボックスに収納されているDISC 3と同じジャケット写真です。
CINERAMA 『John Peel Sessions (3CD Box)』CINERAMA 『JOHN PEEL SESSIONS : Season 3』

CINERAMA 『THE COMPLETE PEEL SESSIONS』 曲目表

[Sanctuary Records / Catalogue No. CMXBX1526]
曲名末尾*印が今回初CD化の曲目
 録音年月日放送年月日曲目概要
D

I

S

C

1
1998/6/141998/7/16
    (1st John Peel Session)
  1. Comedienne
  2. Maniac
  3. You Turn Me On
  4. Honey Rider
記念すべき最初のピール・セッションであり、このBBC Radio 1 "John Peel Show"への出演がシネラマとしてのお披露目となる最初の公式活動でもあった。すべて同年7月リリースのアルバム『Va Va Voom』収録曲で構成。CINERAMAの公式サイト開設時の最初の目玉がこのピール・セッション音源のフル・ストリーミングだった。後に2001年4月に発売された『John Peel Sessions』にてCD化。
1999/5/6(生放送)
    (live acoustic session at Peelacres)
  1. Pacific
  2. Dance Girl Dance
CINERAMAデビューセッションの翌年にはジョン・ピールの自宅内スタジオPeelacresからのライヴ・アクースティック・セットが放送。この音源も2001年4月に発売された『John Peel Sessions』にてCD化。この日演奏された残りの4曲は今回も収録されない。
1999/8/151999/11/2
    (2nd John Peel Session)
  1. 146 Degree
  2. Reel 2 Dialogue 2
  3. Film
  4. Elenore
上記アクースティック・セットの半年後に放送された2回目のピール・セッション。旧TWP後期のギターリストだったSimon Cleaveが正式に合流し、現在でもTWPのメンバーとして活動を共にするTerry de Castroもラインナップに加わっている。全4曲とも『John Peel Sessions』でCD化され、放送当時は何らかのトラブルがあってオンエアされなかった60年代のポップ・グループ、ザ・タートルズのカバー・ソング"Elenore"はそのCDで陽の目を見る形となった。
1999/8/311999/9/2
    (live set recorded at Maida Vale
    to celebrate John's 60th Birthday)
  1. Kerry Kerry
  2. Hard Fast And Beautiful
ジョン・ピール60歳の誕生日記念ライヴからの2曲。こちらも『John Peel Sessions』でCD化済みで、残念ながら今回もフル・セットでは収録されない。10年前の1989年に収録された50回目の誕生日記念ライヴは全曲THE WEDDING PRESENTの『The Complete Peel Sessions 1986-2004』ボックスで聞ける。
D

I

S

C

2
2000/6/14(生放送)
    (Live at Maida Vale 2000)
  1. Your Charms
  2. Heels
  3. Apres Ski
  4. Superman
David Gedgeにとって約9年ぶりとなるSteve Albiniとの共同作業が実現した2000年6月発表のシングル"Wow"発売記念で行われたメイダ・ヴェール・スタジオでのライヴ。後にセカンド・アルバム『Disco Volante』で発表される新曲で構成されている。このライヴ音源は2003年4月にリリースされた『John Peel Sessions : Season 2』でCD化。こちらもフル・セットでのCD化とはならなかった。
2000/7/122000/9/19
    (3rd John Peel Session)
  1. Because I'm Beautiful
  2. Lollobrigida (French Version)
  3. Sly Curl
  4. Yesterday Once More
アルバム『Disco Volante』の発売に合わせたタイミングで放送された3回目のJohn Peel Session。全テイク『John Peel Sessions : Season 2』でCD化済み。あのThe Carpentersの名曲"Yesterday Once More"のカヴァーも披露されている。このカヴァーのスタジオ・テイクは後にアルバムからシングル・カットされた"Superman"のCD版カップリングで登場。よりアレンジの完成度の高いそちらのテイクもぜひお聞き頂きたい。
2001/5/132001/5/24
    (4th John Peel Session)
  1. Careless
  2. Get Smart
  3. Quick, Before It Melts
  4. Health And Efficiency
2000年のクリスマス・シーズンに行われたアクースティック・セッションは今回もスルーされている。これは2001年唯一のセッションとなった4回目のピール・セッションで、『John Peel Sessions : Season 2』でCD化済みのもの。新たに凄腕ドラマーKari Paavolaが加わり、翌年の傑作サード・アルバム『Torino』を制作する布陣、つまり新生TWP始動時の4人が揃った初のセッションでもあった。ピール・セッションでは毎回スタジオ・テイクとのアレンジ違いの妙が楽しめるが、ここでは逆にこの時点で完全にアレンジが固まっていた"Health & Efficiency"に驚かされる。
D

I

S

C

3
2002/1/9(生放送)
    (live at Maida Vale 2002)
  1. Your Time Starts Now*
  2. And When She Was Bad*
  3. Get Up And Go*
  4. Spangle*
そしていよいよ、新生TWPへの直接的な布石となる初登場音源が満載のDISC 3、2002年以降のセッションとライヴ。まずは2002年の新春に放送されたスタジオ・ライヴからの4曲。ここで披露されたTWP時代の名曲からはアルバム『Watusi』アレンジで再現された"Spangle"が選ばれたが、今回オミットされたのがあの"Suck"であり、"Brassneck"であると知ったら、聞き逃したファンは歯噛みして悔しがるだろう。とにかく、本当なら全14曲ぜひともCD化して欲しかったくらい、ライヴ・バンドとしてのCINERMAの充実ぶりが伝わる、興奮ものの一夜だった。
2003/5/82003/6/4
    (5th John Peel Session)
  1. I'm From Further North Than You (Edinburgh)*
  2. Larry's*
  3. On / Off*
  4. All The Things She Said*
Sally Murrellがバンドを去り、4ピースになったシネラマ。2003年4月の英国ツアー終了後に収録された通算5回目のセッション。ツアーでも演奏され好評だった"Edinburgh"、つまり後の新生TWPを代表する名曲"I'm From Further North Than You"などの当時の新曲3曲に加え、時折しも世界的に人気を博していたロシアの女性デュオt.A.T.u.の大ヒット曲"All The Things She Said"のカヴァーが初披露。このカヴァー、ものの見事にCinerama流の隠微なバラッドに仕立て直されていて驚かされるし、歌詞の一人称が男性になった事で全く別の意味を帯びている。"Larry's"は後に『Take Fountain』で発表されるが、アレンジはシンプルなロッカバラード調。
2003/11/272004/1/6
    (6th John Peel Session)
  1. Always The Quiet One*
  2. Mars Sparkles Down On Me*
  3. Nickels and Dimes (Why Are Nickels Bigger Than Dimes?)*
  4. Groovejet (If This Ain't Love)*
これこそがシネラマがザ・ウェディング・プレゼントへと移行する決定的なターニング・ポイントとなった歴史的名演。
2003年暮れに行われた番組恒例の人気投票John Peel's Festive 50でシネラマがシングル"Don't Touch That Dial"でナンバー1に選出され、デイヴィッド・ゲッジにとってはTWPでのデビューから18年目にして得た、初の栄冠だった。その翌年、2004年最初のジョン・ピール・ショーでフィーチャーされたのがこのシネラマ6回目のピール・セッションだった。有名な逸話だが、演奏を収録したエンジニアの「君たち、まだこれをシネラマって呼ぶのかい?もうウェディング・プレゼントのサウンド、そのものじゃないか!」という発言が、デイヴィッド・ゲッジが抱いていた重大な決意を後押しすることになる。放送から約4ヶ月後、シネラマとしては現時点で最後となる北米ツアーを終えたバンドは米シアトルでアルバムの制作に入るが、議論を重ねた末、その新作をTHE WEDDING PRESENTの名の下に制作する事を決定する。このセッションでの最初の2曲は『Take Fountain』で発表、"Why Are Nickels Bigger Than Dimes?"も"Nickels and Dimes"と短く改題され、シングルのB面でお目見えする当時の新曲。しかし後のスタジオ・テイクを遙かに上回るソリッドなバンド・グルーヴが感じられるこのセッションでの熱演には、放送当時僕もそのエンジニア氏と全く同じ感想を抱いたものだった。Spiller featuring Sophie Ellis-Bextorのクラブ・ヒット「Groovejet」は歌詞とメロディーこそ一緒だが、アレンジは"Interstate 5"そのまんまと言っていい。


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First published on the internet in February 1998