Google VideoとYouTubeで最近アップロードされたアーカイヴから第2期THE WEDDING PRESENTの貴重な映像をご紹介します。

>> 1989年1月、BBC 2 『SNUB TV』でのウクレイニアン・フォーク・セッション

BBC 2の音楽番組『SNUB TV』で1989年1月25日に放映されたTWPの映像。Google Videoのアーカイヴです。1987～8年に2回、BBC Radio 1 "John Peel Show"で披露されて好評を博したTWPのウクレイニアン・フォーク・セッションのメイン・ヴォーカルだったLen Ligginsがフィドルとヴォーカル、アコーディオンがPeter Solowka（この2人が後のThe Ukraniansの中核となります）、アクースティック・ギターがDavid Gedge、タンバリンがSimon Smithという変則的な編成で"Ty Moyi Radoshchi"を演奏しています。この曲はTWP自身のウクレイニアン・ピール・セッションでは演奏されていないので、貴重な映像です。ちなみにThe Ukrainiansのスタジオ・ヴァージョンがベスト盤『Istoriya: The Best Of The Ukrainians』で聞けます。また、この映像の最後で1分ほど1988年のシングル"Why Are You Being So Reasonable Now?"のPVが観られます。

>> Altered Imagesのカヴァー"Happy Birthday"1988年?のライヴ映像

こちらはYouTubeのアーカイヴから。ダビングにダビングを重ねた素材のようで音も所々揺れていますが、これまたかなり貴重なライヴ映像。ソース／放送年月日などは不明ですが、曲はAltered Imagesのカヴァー"Happy Birthday"で、この演奏曲目とラインアップからおそらく1988年半ばから後半にかけてのものと推定できます。TWP版はBBC Radio　1 "John Peel Show"での1988年5月のレディオ・セッションで披露されたのみで、スタジオ・ヴァージョンは残されていません。またライヴで演奏した機会もあまり無かったので、それだけにこういう映像が残されていたのは驚きです。それにしても、ハンド・マイクで歌いまくるデイヴィッド・ゲッジの画ってたまに観ると違和感あります、個人的には。ちなみに、本家Altered Images版の懐かしいPVもYouTubeで観られます。

なお、上で触れたウクレイニアン・フォーク・セッションやこの"Happy Birthday"のカヴァーも間違いなく収められるであろう、この1月にお知らせしたJohn Peel Session集完全版ボックスの発売時期ですが、来年2007年春にずれ込んだ模様です。どうやら、過去にCD化されていないセッションでBBCにマスターが残っていないものがある様で、ファン所有のテープからデジタイズして収録するものが出てきそうです。