THE WEDDING PRESENT版"Caroline No"を収録したトリビュート・アルバム 『Do It Again : A Tribute to Pet Sounds』詳細 [2006/4/4 - 8/21 - 10/4更新]
昨年12/16付けのニュースで判明した、THE WEDDING PRESENT録り下ろしのカヴァー曲を収録したトリビュート・アルバムの詳細が分かりましたのでお知らせします。タイトルは『Do It Again : A Tribute to Pet Sounds』で発売元はこの5月に新生TWP初のコンピレーション『SEARCH FOR PARADISE : SINGLES 2004-5』をスペインとポルトガルで発売するスペインのレーベルHouston Party Records。内容は先のニュースでもお伝えした通り、The Beach Boys1966年発表の傑作『Pet Sounds』へのトリビュート・アルバムで、今年はそのオリジナル盤発売40周年(40周年記念エディションも発売されます)にあたり、それを記念して制作されたもの。下記曲目を御覧頂ければ一目瞭然で、曲順もオリジナル通りに様々なアーティストがカヴァーしていますがTWPはその大トリ、名曲"Caroline No"を取り上げています。今までいろいろなカヴァーを披露してきたTWPならびにCINERAMAですが、果たしてここでの"Caroline No"がどんなアレンジになっているのか?非常に気になります(例えば『TAKE FOUNTAIN』収録の"Larry's"序盤の様なアンビエンスを効かせたエレキギターの伴奏だったら曲調に上手くはまりそうですね)。他にも個人的にはVic Chesnuttの"You Still Believe in Me"やDaniel Johnstonの"God Only Knows"などもその仕上がりが楽しみなところです。 発売時期はHouston Party Recordsの広報担当者から頂いた情報では9月初旬に予定されているとの事です。正確な発売日が確定次第、また続報をお知らせします。
【続報8/21】
ヨーロッパでは10/25に発売日が決定しました。
- Oldham Brothers "Wouldn't It Be Nice"
- Vic Chesnutt "You Still Believe in Me"
- Nobody and the Mystic Chords of Memory with Farmer Dave "That's Not Me"
- Centro-Matic "Don't Talk (Put Your Head on My Shoulder)"
- Micah P. Hinson "I'm Waiting for the Day"
- Raygun "Let's Go Away for a While"
- Dayna Kurtz "Sloop John B."
- Daniel Johnston "God Only Knows"
- Mazarin "I Know There's an Answer"
- Jody Wildgoose "Here Today"
- Patrick Wolf "I Just Wasn't Made for These Times"
- Architecture in Helsinki "Pet Sounds"
- The Wedding Present "Caroline No"
重要なのは、この"Caroline No"が昨年のアルバム『TAKE FOUNTAIN』以降に録音されたものとしては初となる新録音源であると同時に、おそらくこれがこの6年来CINERAMA時代を通じてもデイヴィッド・ゲッジのソングライティング・パートナーとして、またツアーのセットリストを中心となって決めるなど重要な役割を担ってきたギタリストのSimon Cleave在籍時最後の録音になってしまうのではないかという事。まだ公式発表はされてませんが、実は先の北米ツアーに参加していなかったサイモンは正式に脱退の運びとなりました。この件に関しては後任のギタリストの事も含めまた改めてお知らせ出来ればと思います。
【追記2006/10/4】
AMAZON.co.jp、HMV.co.jpで予約受付開始しました。なお、発売日はちょっと延びて11/6になりました。
【2006/11/7更新】 試聴はイギリスのオンライン・ショップJuno Recordsで出来ます。また日本のTower RecordsのWEBサイトでも購入受付をしています。 |