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新生THE WEDDING PRESENT欧州ツアーのセットリスト [2005/2/17 - 更新2/28]

いよいよ『Take Fountain』のリリースを受けた新生ザ・ウェディング・プレゼントの欧州ツアーが2/16からスタート。その初日Belfast "Spring & Airbrake"でのセットリストがわかりましたのでご紹介します。曲名末尾の括弧内はそれぞれの曲の収録作品と年代です。はっきり言って、これは驚愕ものですよ。

    Interstate 5 [single (2004) & Take Fountain (2005)]
    Crawl [3 Songs EP (1990)]
    Drive [Mini (1995)]
    Queen Anne [Take Fountain (2005)]
    Go-Go Dancer [single (1992) & The Hit Parade (2003)]
    Starry Eyed [single "Superman" & Torino/Cinerama(2002)]
    Spangle [Watusi (1994)]
    My Favorite Dress [single & George Best (1987)]
    Venus [Saturnalia (1996)]
    Health & Efficiency [single (2001) & Torino/Cinerama(2002)]
    It's For You [Take Fountain (2005)]
    Careless [Torino/Cinerama(2002) & single]
    I'm From Further North Than You [single & Take Fountain (2005)]
    Kennedy [single & Bizarro (1989)]
    Perfect Blue [Take Fountain (2005)]
    Once More [single (1986) & Tommy (1988)]
    Ringway to SeaTac [Take Fountain (2005)]
    Dalliance [single & Seamonsters (1991)]
    Dare [Seamonsters (1991)]
    What Have I Said Now? [Bizarro (1989)]

前回のツアー(去年4月のCINERAMA欧州ツアー)の時の様に会場によっては部分的にセットが入れ替わり、ツアー4日目の2/19 Dublin"Village"と6日目の2/21 Manchester"Academy 3"では"Spangle"の代わりに"The Queen of Outer Space"(from single (1992) & The Hit Parade (2003))、"Careless"の代わりに"146 Degrees" (from Disco Volante/Cinerama (2000))、Manchester"Academy 3"ではそれらに加えて"Once More"の代わりに"Anyone Can Make a Mistake" (from single & George Best (1987))が演奏されています。その後24日のBrighton"Concorde 2"以降は初日のセットの曲順で"It's for You"の後に"The Queen of Outer Space"を加えた21曲のセットで行われています。
デイヴィッドが発言していた通りWeddoesのグレイテスト・ヒッツ・ショーのノリにはならず、あくまで『Take Fountain』を中心にCINERAMA時代からのステージでの定番レパートリーもバランスよく配置されていますが、何と言っても旧TWPでも後年は全く演奏されていなかった、ステージでは本当に久々の登場となる1986年の"Once More"と'87年の"Anyone Can Make a Mistake"(この曲に関しては結局Manchesterの公演とアイルランドGalway "Zhivago's Record Store"でのインストア・ライヴの2会場だけの演奏となってしまいましたが)、'96年のツアー以来となる大名曲"My Favorite Dress"といった初期のレパートリーが演奏されています…これには私、腰抜かしました。ただ歌詞の面から考えると特定のパートナーとの別れが大きな影響を与えたと思われる2作〜“マンチェスター”での青春時代の恋愛を歌った『George Best』期の曲と現在の“シアトル”を舞台にした恋愛小説的な最新作『Take Fountain』との相似点を示している様な選曲ではあるんですが。
また今回ギターのSimon Cleaveが客観的な立場で過去のレパートリーを総ざらいしてセットリストを決めた張本人だということで、この様な広範囲な時期からの選曲がなされたのではないかと思われます。新加入のドラマーJohn Maidenも全く問題なく、強力なビートを叩きだしていた様で、これはぜひ観てみたいですねえ。なお、初日のステージの様子を捉えた写真がこちらに何枚か公開されています


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