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『Take Fountain』U.K.盤とU.S.盤の違いについて [2005/2/24]

リリースされたばかりの新作『Take Fountain』、そのU.K.盤とU.S.盤の違いについても簡単に説明してまいりましたが、他にも(アルバムの本質には関係ない本当に細かい事も含みますが)気が付いた事があり、一覧表にまとめました。店頭販売価格については今のところU.S.盤であるManifesto社のプレスの方が比較的安価のようですが、個人的な見解としては"On Ramp"から始まる最初の10分間でこのアルバムの独特な雰囲気が決定づけられている様に思いますし、U.S.盤には編集上の不手際としか思えない差異(曲間に関しては例えばエンコード時にCDトラックを統合しない限りはどうしてもブランクが生じてしまうiTunesやiPodで聴く分には気にならないのかもしれませんが、CDで通して聴く際にはこのU.S.盤の不用意な曲間がアルバムの流れを台無しにしているのは間違いないです)が見受けられますので、オリジナルのU.K.盤の方を推したいです。アルバム自体の詳しい内容については以前のニュースの方をご参考ください。

  U.K. [Scopitones TONE CD 020]  U.S. Enhanced CD [Manifesto MFO-43901]
  • "On Ramp"(インスト)で始まる全11曲入り。
  • "Interstate 5 (Extended Version)"は"On Ramp"とミックスされて継ぎ目無しに始まる。
  • "Always the Quiet One"は"Interstate 5 (Extended Version)"エンディングのノイズとオーヴァーラップして継ぎ目無しに始まる。
  • "It's for You"は"Don't Touch That Dial (Pacific northwest version)"のエンディングと継ぎ目無しに始まる。
  • パッケージは通常のプラケースにシュリンク・ラップ。
  • "On Ramp"がカットされ、"Interstate 5 (Extended Version)"で始まる全10曲入り。
  • その"Interstate 5 (Extended Version)"は"On Ramp"がカットされた都合上、ギターのみで始まるシングル・ヴァージョンのイントロを流用。
  • オリジナル盤では"Interstate 5 (Extended Version)"エンディングのノイズにオーヴァーラップして始まっていた"Always the Quiet One"の前で"Interstate 5 (Extended Version)"はカットアウト。にも関わらずイントロにはそのノイズが残っている。
  • オリジナル盤では継ぎ目が無かった"Don't Touch That Dial (Pacific northwest version)"のエンディングと"It's for You"もやはりきれいにカットアウトしてから"It's for You"がスタートする。
  • その他の曲間もオリジナルのU.K.盤に比べ1秒ほど長め。
  • エンハンストCD仕様でシングル曲"Interstate 5"と"I'm from Further North Than You"のPVが見られる(このPVはU.K.盤のDVDシングルに収録されたものと同一)。
  • パッケージはプラケースを覆う形で紙製スリーブが付いている。
  • スリーブ表面にエンハンスト仕様でPVが収録されている事を記したステッカー貼付。

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