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THE WEDDING PRESENT『The Hit Parade』2月17日発売!! [2003/1/26]

 以前お伝えした通り、THE WEDDING PRESENTの1992年の月刊シングル・シリーズ“HIT PARADE”プロジェクトのシングル全12枚24曲をまとめた新装編集盤が2枚組CDで発売される事が決定しましたが、その詳細が分かりましたのでお伝えします。タイトルは『The Hit Parade』。発売元は一昨年『BIZARRO』と『SEAMONSTERS』のリマスター盤を再発した英Camden Deluxe社。発売日は当初アナウンスされていた1月予定から2月17日に延びました。内容はA面曲をDisc 1に、B面曲をDisc 2とそれぞれのディスクにまとめた内容になり、David Gedgeの発言では当初噂されていたボーナス・トラックは無し、また"Flying Saucer"のオリジナル・エディット、"Boing!"のオリジナル・テイクは今回も収録されない、との事です。
 という訳で内容的には最初の編集盤『HIT PARADE 1』と『2』に収められたものと基本的には同内容になりますが、今回もデイヴィッド・ゲッジ自ら監修したリマスターの仕上がりやパッケージの装丁(ジャケは何と、僅数しか発売されなかった7インチ・ヴァイナル盤全12枚が収納できるカートン・ボックスの表紙を模したもの!)は前回のCamden Deluxe盤2作のリイシューからでも分かるように十分に期待できるものになると思いますので、改めて買い直す価値はあります。ちなみにライナーノーツはTrouser Press誌のEverett Trueです。
The Hit Parade
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The Hit Parade / The Wedding Present
Label: Camden Deluxe
Catalogue No.:82876503952
To be released 17th February, 2003

Tracklisting:
Disc 1:
1. Blue Eyes
2. Go Go Dancer
3. Three
4. Silver Shorts
5. Come Play With Me
6. California
7. Flying Saucer
8. Boing!
9. Loveslave
10. Sticky
11. The Queen Of Outer Space
12. No Christmas
Disc 2:
1. Cattle And Cane
2. Don't Cry No Tears
3. Think That It Might
4. Falling
5. Pleasant Valley Sunday
6. Let's Make Some Plans
7. Rocket
8. Theme From Shaft
9. Chant Of The Ever Circling Skeletal Family
10. Go Wild In The Country
11. U.F.O.
12. Step Into Christmas

【追記 2003/3/11】
 入手してだいぶ経ちましたが、今回のリマスター盤の感想を。まず印象的なのはヴォーカルの抜けがかなり良くなっている事。埋もれがちだったデイヴィッドの声が「Blue Eyes」の冒頭で入ってくる瞬間でその違いは明らか。全体的にも1999年に米Manifestoから出た2枚組編集盤『SINGLES 1989-1991』に収録されていた「Blue Eyes」のレディオ・リミックスを思い出して頂けると分かりやすいですが、あそこまでドラムの音が強調されてはいませんが、以前のCD版で聴かれた若干ダンゴ状だった音像がクリアーになりつつもそのエネルギーは失われていません。これは一昨年のCamden Deluxeのリイシュー盤と同様ですが。必要以上に収録レベルを上げた昨今のリマスター盤(正直耳障りなのが多くないですかね?)とは違ってバランスが良いのも好感が持てました。ついぞ"Flying Saucer"と"Boing!"のオリジナル・シングル・エディット/ヴァージョンでの収録は叶いませんでしたが(聴きたい方はオリジナルの7インチかプロモ盤のみのCDを中古で探して下さい)、それをさて置いても価値あるリイシューだと思います。ライナーはそれ程興味を惹く内容や発言は無いですが、一応訳出してみました


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