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CINERAMA英国ツアー初日Leeds概況 [2002/7/9]

 最新アルバムにして最高傑作『TORINO』発売に合わせて7月3日、地元リーズのNEW ROSCOEを皮切りに英国ツアーがスタートしたCINERAMA。1日会場側のダブルブッキングでキャンセルになるというハプニングにも見舞われましたが、公式サイト内のフォーラムでは今ツアーを観たファンからのメッセージが数多く寄せられています。Whisperin'&Hollerin'というヨークシャーを拠点にした音楽サイトで初日NEW ROSCOEでのライヴのレビューが紹介されていますが、セットリストは次の様な感じです。

Set list for New Roscoe, Leeds (3rd July, 2002)

Bewitched / 146 Degrees / Careless / And When She Was Bad / Kansas / Cat Girl Tights / It's A Gas / Starry Eyed / Your Time Starts Now / Quick, Before It Melts / Octopussy / Your Charms / Get Up and Go / Get Smart / Corduroy / Wow / Health & Efficiency

 もちろん最新作『TORINO』からのナンバーが大半が占めていますが、ライヴの内容については見た人皆口を揃えて「最高!」の文字が躍る状態ですんでもう言わずもがなでしょう。実際『TORINO』を聴いてしまうと今のCINERAMAのライヴを何とか見てみたいもんだと思えて仕方ないんですが。上記サイトでのレビューでもドラマーのKari Paavolaへの高評価も含め(これは至極納得がいきますが)、バンドの好調ぶりを伝えています。
 で、今回なんとオープニング・トラックは意表を突きました。TWP1989年の2nd Album『Bizarro』からの大曲"Bewitched"です。これはCINERAMAのステージでは2度目の登場。それ以外のTWPナンバーは初選曲となる4曲。1991年の3rd Album『Seamonsters』から2曲"Corduroy"(!!!)とあの"Octopussy"(!!!!!!!!)、1994年発表の4th Album『Watusi』からの"It's A Gas"、そして1996年の『Saturnalia』から"Kansas"という選曲になっています。何しろあの"Octopussy"に至ってはステージで演奏されるのが『Seamonsters』発売年以来との事らしく、会場はどよめいた様です。ただ他のCINERAMAチューンは昨年のツアーでも披露されていたナンバーばかりで、本当は『TORINO』で初出となった新曲(特に"Two Girls"や"Tie Me Up"あたり)も聴きたいところですが(リハしてなかったとか?)。この後も続く英国ツアーと北米ツアーもこれまでの例から考えるとほぼ同じセットで行くものと思われます(ちなみに英国ツアー2日目と3日目のリヴァプール、マンチェスターでは上記セットのままだったようです)。

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