番組： Andy Kershaw Show 放送日(初回)： 28/11/1985 録音日： 07/11/1985 曲目： Once More / My Favorite Dress/ At the Edge of the Sea/ +Living and Lerning メンバー： David Lewis Gedge(g. & vo.), Peter Solowka(g.), Keith Gregory(b.), Shaun Charman(dr. & back vo.), Andrew Middleton (feedback g.) 収録アルバム： TOMMY [Reception 1988 - Cooking Vinyl(Reissue) 1997]+1曲のみ Tommy (3CD+1DVD Expanded edition)  [Edsel 2014] 説明： 初のBBC SESSIONはデビュー・シングル"Go Out and Get 'Em Boy!"リリースから半年後の11月に行われました。翌年2月リリースのセカンド・シングル"Once More"とそのカップリング"At the Edge of the Sea"、サード・シングルの12インチ盤のカップリングとなる"Living and Lerning"、そして初期大名曲の"My Favorite Dress"の4曲を披露。長年"Living and Lerning"1曲のみが'88年リリースの編集盤『Tommy』で聴けるのみだったが、2014年10月にリリースされた同作の4枚組Expanded Editionで全曲が復刻された。

番組： John Peel Show (The Wedding Present - 1st John Peel Session) 放送日(初回)： 26/02/1986 録音日： 11/02/1986 曲目： Felicity / +This Boy Can Wait / You Should Always Keep in Touch with Your Friend / What Becomes of the Broken Hearted? メンバー： David Lewis Gedge(g. & vo.), Peter Solowka(g.), Keith Gregory(b.), Shaun Charman(dr. & back vo.), Mike Stout (g.) 収録アルバム： TOMMY [Reception 1988 - Cooking Vinyl(Reissue) 1997]+以外 The Complete Peel Sessions 1986 - 2004 [Sanctuary 2007] Tommy (3CD+1DVD Expanded edition)  [Edsel 2014] 説明： デビュー・シングル"Go Out and Get 'Em Boy!"発売以来、同曲を気に入って頻繁に電波に乗せていたというJohn Peelの番組のための初セッションは86年の2月。Maida Vale(John Peel Sessionの大半が録音されたスタジオがある街で、アルフレッド・ヒッチコックの映画『ダイヤルMを廻せ』の舞台でもある)のスタジオでレコーディングされた4曲はサード・シングルの両面曲に、初期Weddoesの一部ではやたらに評価の高いOrange Juiceのカヴァー（「間違った速度だが、サウンドは素晴らしい」とはWeddoesのバイオ本の著者Mark Hodkinson氏のコメント）、そして後に『George Best』で"It's What You Want that Matters"とタイトルを変えて録音される"What Becomes of the Broken Hearted?"。"This Boy Can Wait"以外の3曲は編集盤『Tommy』に収録。また2007年3月に発売された6枚組ボックス・セット『The Complete Peel Sessions 1986 - 2004』にはここでの全4曲が収められ、"This Boy Can Wait"は約19年ぶりの復刻。また"What Becomes of the Broken Hearted?"は『George Best』発表時の最終タイトルで収録。その後2014年10月にリリースされた『Tommy』の4枚組Expanded Editionにも全4曲が収録。

番組： Janice Long Show 放送日(初回)： 15/05/1986 録音日： 20/04/1986 曲目： My Favorite Dress / I Found that Essence Rare / Shatner / Everyone Thinks He Looks Daft メンバー： David Lewis Gedge(g. & vo.), Peter Solowka(g.), Keith Gregory(b.), Shaun Charman(dr. & back vo.), Mike Stout (g.) 収録アルバム： EVENING SESSIONS 1986-1994 [Strange Fruits 1997] Tommy (3CD+1DVD Expanded edition)  [Edsel 2014] 説明： 彼らのBBC Sessionsのベスト・ワークの1つ、と信じて疑わないのがこの'86年4月録音のJanice Longの番組のためのセッション。特に"Shatner"と"My Favorite Dress"はスタジオ録音のテイクと聴き比べてみる価値は十分あります。「"Shatner"ってこの速度で本当にライヴ演奏してたんだ！！」って目から鱗が落ちる事請け合いです。この曲に限らず、1stアルバム『George Best』収録曲は、バンド・キャリアの初期に行われたラジオ・セッションでのテイクの方が出来が良いのでは？と思わせるものがあります。このセッションは1997年リリースの『Evening Sesions 1986-1994』や2014年10月にリリースされた『Tommy』の4枚組Expanded Editionに全て収録されているので、ぜひお聴き下さい。 　ちなみにGang of Fourの壮絶なカヴァー"I Found that Essence Rare"でギターでサポート参加しているMike Stoutは88年までバンドのサウンドエンジニアとして関わっていた他、いくつかのラジオ・セッションでベーシストとしても駆り出されていますが、彼は後に元Spacemen 3のSonic Boomが結成したSpectrumにベーシストとして加入しています。

番組： John Peel Show (The Wedding Present - 2nd John Peel Session) 放送日(初回)： 25/11/1986 録音日： 26/10/1986 曲目： All About Eve / Never Said / Room With A View / *Cossachok / Don't be So Hard メンバー： David Lewis Gedge(g. & vo.), Peter Solowka(g.), Shaun Charman(dr. & back vo.), Mike Stout (b.) 収録アルバム： The Complete Peel Sessions 1986 - 2004 [Sanctuary 2007] UKRAINIAN JOHN PEEL SESSIONS [Fresh Ear 2000] *のみ Tommy (3CD+1DVD Expanded edition)  [Edsel 2014] 説明： Maida Valeでの2回目のJohn Peel SessionはKeith Gregoryが都合により欠席(何かの病気だったらしい)し、替わりに前述のMike Stoutがベースを担当。放送後21年の時を経てようやく2007年3月に発売された6枚組ボックス・セット『The Complete Peel Sessions 1986 - 2004』にてその全貌が明らかになりましたが、果たしてその出来は・・・なるほど、長年CD にならなかったのには理由があるのだな、というもので、決して悪くはないけれども、達人キース・グレゴリーのプレイをカバーできるほどではなく、またのちにシングルB面に収録された曲が3曲もあり、その地味な選曲もCD化が遅れた理由なのかなと。 　ちなみに放送当時"Room With A View"というタイトルだった楽曲は後に'88年2月リリースの6thシングル"Nobody's Twisting Your Arm"[Reception REC 009]のカップリング曲"Don't Laugh"になる元曲（先のボックス・セットではその最終タイトルで収録）。ウクライナ民謡の"Cossachok"はギターリストのPeter Solowkaがアドリブで弾き出したフレーズに引っ張られる形で始まったものだとかで、これが後の『Ukrainski Vistupi V Johna Peela』で陽の目を見る特別プロジェクトへの布石となっています。この曲のみ2000年9月に英Fresh Earからリリースされた『Ukrainian John Peel Sessions』にてCD化されていましたが、そこでのタイトルは"Hopak"と改められています。 　その後2014年10月にリリースされた『Tommy』の4枚組Expanded Editionにも全5曲が収録されています。

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