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10/25 TWP秋のツアー初日フランス・パリ"La Trabendo"のセットリスト [2005/10/26 - 追記10/28]

今春の欧州ツアーならびに北米ツアーと夏のフェスツアーでのセットリストから一新されましたが…3曲を除いて総入れ替えされたこのセットは昔からのファンなら失神ものです。

    Corduroy [3 Songs EP (1990) & Seamonsters (1991)]
    Sucker [single (1995)]
    Blue Eyes [single (1992) & The Hit Parade (2003)]
    Apres Ski [Disco Volante / CINERAMA (2000)]
    Always the Quiet One [Take Fountain (2005)]
    Go Out And Get 'Em Boy! [single (1985) & Tommy (1988)]
    Don't Talk, Just Kiss [B-side of the single "Brassneck"(1990)]
    Loveslave [single (1992) & The Hit Parade (2003)]
    A Million Miles [George Best (1987)]
    Suck [Seamonsters (1991)]
    I'm From Further North Than You [single & Take Fountain (2005)]
    Come Play With Me [single (1992) & The Hit Parade (2003)]
    It's Not You, It's Me [7" single / CINERAMA (2004)]
    Crushed [Bizarro (1989)]
    Falling [B-side of the single "Silver Shorts"(1992) & The Hit Parade (2003)]
    2, 3, Go [single & Saturnalia (1996)]
    Click Click [Watusi (1994)]
    Ringway to Seatac [Take Fountain & single (2005)]
    Brassneck [Bizarro (1989) & single (1990)]
    Nobody's Twisting Your Arm [single (1988)]
    Heather [Seamonsters (1991)]

カヴァーの"Falling"はライヴで演奏される事自体予想だにしなかった選曲。シングルのカップリングやレディオ・セッションでは数多くの印象的なカヴァーを残しているものの、TWPがライヴでカヴァーを演奏したのはオリジナル曲が少なかった極初期を除いては本当に数えるほどしかありませんし、この曲自体、記録ではハプニング的に演奏されたらしい92年のスウェーデン公演でたった1回だけ演奏されたのみで、もちろんレギュラー・セットに組み込まれるのはバンドの歴史上初めての事です。さらに驚くのはデビュー曲の"Go Out And Get 'Em Boy!"や"A Million Miles"(!!!)、"Nobody's Twisting Your Arm"といった初期のレパートリーでしょう。これらに至っては1988年のツアー以来となる演奏ではないでしょうか?その他にもTWPのレパートリーを解禁したCINERAMAの2001年4月以降のツアーでも取り上げられなかったナンバーが目白押し。旧TWPのメンバー中でも最もデイヴィッドに対し嫌悪感を表してたDarren Belkがメインパートを書いた"Sucker"などはよくぞ演奏する気になったな、と思います。それにしてものっけから"Corduroy"で中盤"Suck"に"Crushed"(!!これもおそらく90年以来久しくステージでは演奏されていなかったレパートリー)に"Brassneck"、トドメに"Heather"と、腰砕けますねこのセットリストは!今回もセットリストの監修にあたったギターリストのSimon Cleaveはかなり思い切った選曲をしたものです。
ちなみにデイヴィッドは本ツアーでもメイン・ギターはIbanezのセミアコとFenderのストラトキャスターでアクースティック・ギターは使用していませんが、CINERAMA時のライヴで既にアクースティック・ギター無しの編成でやっていた"Brassneck"はともかくとして、"Come Play With Me"や"Heather"の様にスタジオ・テイクや90年代のライヴではアクースティック・ギターが不可欠だったナンバーは一体どうなっているのか?結構違和感があるんじゃないか?といった所も個人的には気になるポイントです。
残りの日程も同一セットで行われる予定ですが、Gedge-Cleaveコンビは新曲も準備中で、アレンジが固まり次第このツアー中に披露する可能性もあるとの事。こちらも楽しみです。
なお、フランス人のカメラマンRobert Gil氏が撮影した当日の写真が氏のWEB SITE上で公開されています


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