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Amelia Fletcher :: I used to be mates with The Wedding Present
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 Talulah Gosh〜Heavenly〜Marine Research、そして現在はTender TrapとSportiqueで活動するアメリア・フレッチャーはTWPの作品では1987年のデビュー・アルバム『George Best』、翌年のシングル"Nobody's Twisting Your Arm"、"Why Are You Being So Reasonable Now?"、そして1989年の2ndアルバム『Bizarro』にバック・ヴォーカリストでフィーチャーされ、"Nobody's Twisting Your Arm"のPVにも出演しています。1999年に行われたMarine ResearchのJohn Peel Sessionでデイヴィッド・ゲッジがデュエットで参加し、これがおよそ10年ぶりの共演となりました。 [last modified 24th May, 2005 : Japanese translation by YOSHI@TWP-CINERAMA /Special thanks to all the crew on Something and Nothing.]


Q. TWPと過ごした時間を短い言葉で表現してください。

真夜中に3トラックのバック・ヴォーカルを録音したこと。


Q. 自分が参加したTWPの曲で覚えている事を教えてください。

思い出すのはフランス語ヴァージョンの"Why Are You Being So Reasonable Now?"を歌ったことね。バック・ヴォーカルを歌う時って、その時一緒に歌っている人に合わせなくちゃいけないでしょ。私はロンドン/オックスフォードの出だったけど、デイヴィッドの北の訛りには結構上手に合わせられたのよ。でも、あの時はデイヴィッドのフランス語のアクセントに合わせるのがそりゃあもう大変だった。


Q. バンドの関係者として過ごした時代の事で、何か恋しくなる事がもしあれば教えてください。

そんなに長い間一緒にやった訳ではないけれど…豪華なスタジオに行けた時の事かな。歌入れもきちんと時間通りに収録できるような、本当に面倒見のいいプロデューサーがいるスタジオね。


Q. どのメンバーと一番仲が良かったですか?

デイヴィッド(・ゲッジ)ね。当時は他のメンバーの事はあまりよく知らなかったのだけど、ドラマーのショーン・チャーマンとは彼がThe Popgunsの時に少し顔見知りになったかな。


Q. あなたがTWPの楽曲で参加したものの中で最高の瞬間だったと思うものはありますか?

"Nobody's Twisting Your Arm"。ただあの曲が好きだったから。あと、もちろんバック・ヴォーカルもね!


Q. デイヴィッド・ゲッジについて、ファンが知らない秘密があったら教えてください。

みんな彼がJohn Peelの番組を毎回毎回欠かさず聞いていた事は知ってるのかしらね?しかもツアーに出てる時はテープに録音してたのよ?まあたぶん知られてるんでしょうけど、なんか奇妙で印象的だったのよね。ちょっとおかしなくらい何かに取り憑かれている感じはあったのだけど…。
{訳注:デイヴィッド・ゲッジと故ジョン・ピールは家族ぐるみで付き合うほど親交が深かったのは有名な話だが、実はデイヴィッド自身10代の頃から熱心なジョン・ピール・ショーのファンとして知られていた。前身のThe Lost Pandas時代にデモテープを送っていた事もあったそうだ。TWPとしてデビューした後も欠かさず番組をチェックし、毎年末に開催されていたリスナー人気投票企画Festive Fiftyの結果を元にお手製のチャートを作るほどのファン(というかオタク)っぷりには思わず舌を巻く。}


Q. 最後にTWPかCINERAMAを観たのはいつですか?

たぶん1999年にやったジョン・ピールのクリスマス・ショーでのCINERAMAのライヴね。私の当時のバンドMarine Researchもそこでライヴをやってね。あの夜のCINERAMAは素晴らしかった。新生THE WEDDING PRRSENTはまだ観てないけど、機会があれば行きたいわ。実は4月のロンドンForum公演にも招待されていたのだけど、もうチャンピオン・リーグのチェルシー戦のチケットを買ってしまってたのでね。あの時だけはサッカーの方がインディー・ロックに勝ったのよ。残念だけどもね!
{訳注:新生TWP2005年春のユーロピアン・ツアー最終公演となったロンドンForum公演が行われたのは4/6。奇しくもその日はUEFAチャンピオンズリーグ準々決勝チェルシー対バイエルン戦がロンドンのスタンフォード・ブリッジで行われていた。なお試合は4-2でチェルシーが勝利。}


Q. 今現在デイヴィッド・ゲッジとはどういう関係ですか?もう一度TWPと仕事出来ると考えていますか?

関係は良好だけれど、それほど近しい間柄ではないわね。逢った時にはいつでもフレンドリーな感じよ。もちろんもう1度仕事出来れば嬉しいけど、近頃じゃあっちのバンドにも女性メンバーがいるし、みずぼらしいインディー・ガーリー・バッキング・ヴォーカルを彼が欲してるかどうかはわからないわね。


Q. 近況を教えてください。

Tender Trapというバンドをやっていて、またプロのエコノミストとして競争的政策の研究もしているの。それとお母さんもね。


Q. あなたのロフトにはTWP関係のお宝がありますか?

全然!Talulah GoshにHeavenly、Marine Research、Tender Trap、それにSportiqueのだったらいっぱいあるけど、The Wedding Presentのは全くないわ。


アメリア・フレッチャーだけへの質問

Q. Talulah Gosh…あなたにとってもうずいぶん遠い昔の話になるんですかね?

そういう事になるかしらね。もうすぐ最初のショーをやってから20周年になるわ。時間が経つのって恐っそろしいわね、本当に。もっと恐ろしいのは、あの頃からステージ衣装が変わってないって事よ!


Q.
Tender Trapももうそろそろ何か活動があるんですか?

セカンド・アルバムがイギリスではFortuna Pop!レーベルから、アメリカではMatinee Recordingsからこの秋に発売されるわ。タイトルは『Talking Backwards』になる予定。最初のアルバムを作ったメンバーと一緒で、そこにClaudia Gonsonがドラマーで加わってる。ライヴが出来るかどうかはわからない。何せ、私たちみたいな2番手くらいの小さなインディー・バンドがいっぱいいるからね。


Q.
あなたはいつまでも変わらずに素敵なままですが、それとは反対に年々ますますグロテスクになる見るも恐ろしい自画像が屋根裏にあったりしますか?

あると良いけどね!でもあなた、お母さんになってからの私の姿を見たこと無いんじゃなくって!

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